


ビオファーム美土里さんからこんな林檎を頂きました。
ピンクレディーという名のとてもかわいらしいもの。
オーストラリア生まれの日本育ちといったところでしょうか。
ミーちゃんとケーちゃんでピンクレディー、ではなくビジュアルのかわいらしさからついたのでしょうか?
とにかく小粒で手にとってかじりたくなる林檎です。
外国の林檎って比較的小さいですよね。フランスで使っていたものと似ていて、剥きやすく調理に便利です。
味は酸味が先にたち、後から旨みが来ます。
フジが好みの方にはちょっと不向きかも。
でも美味しいですよ!新しい味でもあり、なんか懐かしい印度林檎の様でもあり、心地良い味です。
今年の林檎ベスト3にランクインしました。


金柑には様々な効能が含まれている、と言われます。
ビタミン、ミネラルを多く含み特に皮にはビタミンC、カルシウムが豊富です。
風邪の予防やフラボノイドの効能で抗酸化作用も期待できます。
蜂蜜を加えることで肝臓を労わる事も出来そうです。お酒を飲む方は秘食かも?
当然私もこの季節には欠かせません。
そこで、簡単レシピ
金柑 約500gに対し
蜂蜜 約200g
水 100cc
白ワイン100cc
酢 20cc
砂糖 10g
①金柑意外の材料を鍋にかけ、沸騰したら金柑を入れる。
②弱火で15分煮る。
③常温で冷まし、冷蔵庫で保存。
ワインと酢を入れるのは、腐敗を防ぐためなので、アルコールが全くダメという方は入れなくても大丈夫です。
そのかわり、2週間くらいで食べきることをお勧めします。
簡単なので是非作ってみて下さい。




熊本といえばデコポン、といえるくらい有名ですよね。
青果会社の奥さまからの頂き物なので味は抜群。
ありきたりの言葉ですが、ジューシーでただ甘いだけでなく愛がある甘さ(美味さ)です。
美食アカデミーの川越シェフだって満点を付けると思います。
この通りワインにだって相性イイですよ。
色々なものが出回っているので、一概にデコポンはどれも美味しいとは言ませんが、店員さんに聞いたり試食させてもらう事がしたいですね。
決して安くないので失敗はしたくないですよね!



こーんなに美味しい牡蠣が贈られて来ました。
まさにタイガーマスク?
山梨から海を渡り、北海道へお嫁にいかれた10年来の極々懇意にして頂いているお客様からのものです。
前々から厚岸の牡蠣が食べたかったのですが、都内でも美味しいものにめぐり会えず、恋焦がれていた時の出来事。
ごひいきにしている岩手の牡蠣に少し似ていますが、どちらかというと厚岸の方がミルクっぽい気がします。
想像以上に美味しく、生はもちろん7分焼きがオススメ。
あふれる汁がたまりません。
クリームとの相性抜群で、ありきたりのグラタンが1ランクアップします。
調理のコツはあまりむやみに洗わず、海水の味を生かすことです。
その地方で獲れた特有の旨みを味わって下さい。美味しいですよ!

テレビ山梨の顔、黒澤アナご来店。
一昨年の取材で知り合う事が出来たのですが、珍しいほどテレビのまんま。
気さくで爽やか、そして江戸っ子ぽいノリ。何とも好印象のアナウンサーです。
いつまでもUの顔として山梨にいてほしいですね。
山梨を離れる決意を表明した私が無責任な事は言えませんが、帰ってきた時にテレビで拝見出来れば嬉しいものです。
最近、なんだかテレビや新聞で拝見する方のご来店が多くなったような気がします。
やっとここまで来たのか、それとも穴場スポットだから利用して頂けるのか、定かではありませんが
感慨深いものがあります。
こうしてブログを書いている時も。
がんばるぞ~!

豚もも肉薫煙中。
しっかり塩漬けした豚肉を、丁寧に燻しています。これは生ハム作りなので神経を使います。
普通のロースハムなどはボイル時の温度管理に神経をとがらせますが
生ハムの場合、私は熟成後の保存期間とお客様の注文数を考慮しながら塩出しと燻す時間を割り出します。
この時期1年に数回しか作れませんので、美味しいな!って思うまで何年もかかりました。
でも先輩方から言わせれば、まだまだ!なんでしょうね。
より美味しい物を求めている私も、今以上を目指しています。
ワインと一緒にいかがですか。

去年はまった野菜の一つに、これ、チーマディラーパがあげられます。
イタリア野菜で、直訳するとカブの蕾(菜花)といったところでしょうか。
でも、ブロッコリーの一種らしいです。
日本の菜花より苦みは少なく、茹でても炒めても美味しい、しかもシンプル調理に向いています。
寒くなるのが早く、今年もあと僅かになりましたが、大事に提供しています。
去年からの寒波で、野菜や果物の高騰が食卓を困らせていますが、せめて外食の時は、という夢を壊さぬよう心がけていきます。
まだまだいきますよ~。


愛娘(愛犬)の手術のため、東京ドームにほど近い眼科専門クリニックに通っています。
診察に時間がかかるためお昼をまたいでのものとなります。
その間、街を散策し廻るのですが、さすがに東京ですね。
何かワクワク楽しい気分にさせてくれます。
20年前アルバイトしていたころの面影はなく、また別の後楽園周辺でした。
寂しくもあり嬉しくもありといったところでしょうか。
当たり前のことですが、飲食店ばかり気になり、自分に取り入れる事のできるものを探し求めました。
簡単に始める事は出来ても、長続き出来ないことには意味がないので慎重に。
そんな中でお気に入りの一つに「一蘭」があります。
博多系豚骨ラーメンのお店で、スタイルが独特。替え玉も丁寧にスープが絡んでいて質の高さを感じます。
サイドメニューがなくラーメン一本というところも良いですね。
おすすめの一軒です。
年明け1週間がたとうとしていますが、今年も宜しくお願いします。
暮は30日まで営業したのですが、最後の最後までお客様に恵まれ歳を締めくくることができました。
新年は4日からだったのですが、暮に来て頂いた方がまた、ご夫婦で来店して下さいました。7年越しのお付き合いをさせて頂いております。年初めにどうかな?とは思ったのですが、移転の意思があることをお伝えしました。地元埼玉に戻り、通勤圏で再出発を図る予定です。一つの環境の変化が、こんなにも大きく仕事や生活を左右するものだと実感しています。前々から意思はあったのですが、山梨で築きあげてきたものを大切にしたい気持ちが、移転にSTOPをかけていました。
今すぐというわけではないので、今まで通りご愛顧願いたいと思います。新年早々のシェフのつぶやきというより、新たな決意を少しだけ注入!

本当にうまいかどうかって、ちゃんと食べないとわからないですよね。
高額過ぎて思う存分食べた人ってそんなにいませんよね。
私もホテル時代つまみ食いで少々。
高いだけあってなんか気がひけます。
でも美味しさを伝えなければいけないので、数年前に思い切ってキャビアのパスタを作って食べました。
堪能しました。
『高額』 = 『美味しい』とは限りませんが、これは美味しいな!と心から思えた食材です。
今年のクリスマスディナーに登場しますが、美味しさを解って頂けるくらいの量をご提供したいですね。
どんなかたちでお目見えするかはこうご期待。